LOHAS

「自分に自信がなかった人」が「自分に自信がない人」に向けて発信します。 ■就活■自分探しではなく、自分づくり■心理学/教育■おすすめ本紹介 4月から働きます。

モヤモヤを抱えている人へ

人生の目標

今モヤモヤを抱えているとしたら、原因は何だろう?
「楽しみ」がないから?「お金」がないから?「友達」が少ないから?
「彼氏・彼女」がいないから?

僕は、上記の全てが満たされてもモヤモヤは消えないと思っている。
逆に、上記の全てが不十分であっても、ただ一つ存在するだけで、人生に彩を与えるものが存在すると思っている。

それは、「人生の目標」だ。
ー実現したい何かがあれば、目標の途中で喜怒哀楽を感じ、生きている実感を与える。何となく過ごしていると心が不感症になり、自分が底なし草のように感じるようになる。

「人生の目標」に大きいも小さいもない。ただ、社会との関わりは大切だと思う。人は「他の誰かから必要とされている、誰かのためになることに強いモチベーションを感じる。だから、目標にも一定の社会性は必要だ。その目標達成の途上で自分の存在意義や人生の意義を認識する。そのプロセスの中で喜怒哀楽と社会的役割を自認し、イキイキと生きていけるのだと思う。

目標がないのなら

僕は、就職活動の前に「人生の目標」を見つけられなかった人間だ。必ずしも就職前に見つけなければならないものでもない。でも、見つけるための試行錯誤は経験するべきだと思う。残念ながら、多くの大学生は、その試行錯誤をせずに就職していく。大人が喜びそうなESを書き、言葉を発して面接をくぐり抜けていく。でも、そのような人の一部は、20代後半になってクォーター・ライフ・クライシスに苛まれる。流されながら人生を過ごしていることとそういった選択をしてきた自分に後悔するのだ。(もちろん、皆がそうなのではない。)

もし、あなたが学生だとしたら、自由な時間を活用して、積極的に今までかかわったことのない世界に飛び込んでほしい。今まで関わったことのない大人と出会ってほしい。留学、バックパッカーでもよい。インターンでもいいし、NPOの活動に参加するのも良い経験だろう。

SNSが発達し、便利な世の中になったが、そのぶん綺麗な誘い文句が流布しやすくなったのも事実だ。だからこそ、「本当」を探しに行こう。リアルな経験を通じて、現場の不条理に憤りを感じること多々あると思う。でも、その不条理を何とかしたいという気持ちが、あなたの人生の目標だと思う。あなたが果たさなくてはいけない使命だと思う。
なぜなら、具体的なあなたの経験に対して反応した自然な感情なのだから。そこに嘘や偽りはない。

幸せ=自己コントロール感覚+豊かな人間関係

自分の感情に正直に、目標を持っている人、強い意志を持って行動している人には引き付けられる。そういった人を人間は信頼するし、尊敬をする。

僕は、自分の人生を自分で切り開いている感覚、コントロールしているという感覚と豊かな人間関係が幸せの基本だと思っている。

そう考えると自分の気持ちに正直になって、目標を持って生きていくということは回りまわって幸せの基本的な条件までも満たしてくれるのかもしれないと思った。

モヤモヤを抱えている人にとって一歩を踏み出すことはとても難しいし、大変だと思う。個人的には「自分は変われるんだ」という認識が一歩を踏み出す後押しになるのでは、と考えている。


次回は、一歩を踏み出す具体的な方法論を僕の体験を交えて紹介出来たらと思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。