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「自分に自信がなかった人」が「自分に自信がない人」に向けて発信します。 ■就活■自分探しではなく、自分づくり■心理学/教育■おすすめ本紹介 4月から働きます。

意志のある人生を送りたい

僕が就職活動をしているとき、同じ就活生のなかにこのような質問をしている人がいた。
TOEICは何点取っていれば、良いと思いますか?」
「~したほうが良いですか?~はするべきでしょうか?」

なぜか違和感を覚えた。これは、手段と目的を履き違えた典型的なパターンだ。そもそも、良いか悪いかの判断は、自分の目標設定次第で変わってくるのではないか?
もしかしたら、この人には、目標らしい目標がないのかもしれない。

一方で、この人は、相手に求められていることを、素直に(ある意味思考停止で)受け止め、実行する誠実さを兼ね備えているともいえると感じた。むしろ、大きな企業に入り、歯車の一つとして貢献していくのなら、このような人材こそ最適ではないか、と思った。

この記事で、自分の意思を尊重して生きていく人生について書いた。自分の気持ちを大切にして、人生を切り開いていく価値観があれば、何かしらの組織の一部として地道に生きていくという価値観もある。どちらが良い悪いというわけではない。そのほかにも数えきれないほど多様な価値観が存在する。しかし、社会の中で生きていくということは、秩序を乱さず、協調して生きていくことを求められる。だから、多くの人は、「大きなものの一部となる選択」をするのである。

でも、それは自分らしさを捨てることではないと思う。人生の目標を持たずに流されることではないと思う。どのような場所で生きるとしても、しっかりと意志を持って生きていることが大切だと思うのだ。

大人はよく、「社会に出たらそんな甘くない」と言う。それは自分の人生に対する無力感から来ていると思う。どんなに高い地位についていて、経済的に安定していても、意志のない人生に幸せはないと思うのだ。

僕は、大学生活で迷走し、一歩遅れて社会に出る人間だ。自分の人生の目標、方向性をしっかりと定めてから社会に出ていかなくてはいけないと思っていた。まっさらで何色にでも染まれる人間が、右も左もわからず社会人になってしまうのが怖かった。言い訳をしやすい性格をわかっていたので、社会に出たら流されて、気づいたら40歳になってました、みたいな状態になるのではないかと思っていた。

これで良かったかは正直わからない。そもそも、「正解」なんてないとも思っている。これで良かったのだと納得できるように、これからの人生を地道に頑張っていくしかない。



「人生の目標、意義」については、人生のどこかではしっかりと向き合わなくては、ならないものだと思う。まずは、迷うことからでも良い。一人ひとりが自分の幸せを見つけるために、自分と向き合うことの大切さをこれからも発信していくつもりです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


ロハスごりら