LOHAS

「自分に自信がなかった人」が「自分に自信がない人」に向けて発信します。 ■就活■自分探しではなく、自分づくり■心理学/教育■おすすめ本紹介 4月から働きます。

納得をして生きていく

就職をして1年目の友人たちの中にちらほらと転職を考える人が出てきた。
その理由は極めて曖昧だ。
「なんか違うんだよね。」
「このままじゃいけない感じがする。」
深く掘り下げようとすると尋問になりそうなので、それ以上は聞かない。確実に言えるのは、漠然とした不安と何となく意思決定をした後悔から転職を考えているということ。

ある意味では、非常に危うい状態だ。
はたから見ると「底なし草」のようにふわふわとしている。

自分の興味を掘り下げたり、情熱を傾ける分野を持っている人が、覚悟を持って再チャレンジするのと違う。覚悟がないのだ。
そんな感じだと、また同じことを繰り返してしまう。

 

転職というものが当たり前になってしまった世の中で、それを逃げに使ってしまうことも多々あると思う。個人的には、仕事が苦痛なのであれば逃げるべきだと思う。が、何となく転職する人はその何となくを繰り返す。そして、その何となくは「幸せ」にはつながらない。

そんな人達は、自分には何もないと思っているかもしれない。
自分には明確な強みやスキルはないと思っているかもしれない。
好きな仕事などあるはずないと思っているかもしれない。

そんな人が、漠然とした不安を払拭するためには、どうしたらよいのだろうか。

僕は、自分の過去に答えがあると思う。
今の自分を形作っているのは、これまでの過去だ。
その過去の中で自分が経験した不条理や忘れられないような悔しさはないだろうか?
そういった「負の感情」は人を強くしてくれると思う。
忘れられないような悔しさや不条理はその人にとっての生きるテーマになる。それは、人にエネルギーを与え、行動へと駆り立てる。目の前の取り組みに「自分が」関わることに対して「意義」を感じる。


なるほど、そうやって「これでいいんだ」と納得するのか。
僕も、いろいろと悩み、少しだけ遠回りをした。でも、その分だけ納得をして前に勧める気がする。もし、困り果ててしまったら、自分を知ることから始めてみてはどうだろう。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。